出版社内容情報
本企画はアジア諸国の半世紀に及ぶ統計を細大漏らさず収集、欠落部分を特有の方法で推計し、各国の統計を相互に比較可能な形で提示する。学術書、ジャーナリズムの知的関心に応えるだけの経済・社会統計をはじめて整備した画期的統計集。対象は、東アジアと称されるNIES(韓国、台湾、香港、シンガポール)、ASEAN諸国(タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン等)、中国を含む国・地域、及びその他インド、パキスタン、オーストラリア、ニュージーランド、日本など30カ国・地域。
第1回配本は第9巻「外国貿易と経済発展」。
内容説明
東アジアの発展パターンは「輸出志向工業化」である。貿易構造、比較優位、相互依存関係、さらには国際分業と産業構造との連関などを長期時系列的にとらえ、東アジアの発展メカニズムを実証する。
目次
第1章 貿易統計の作成
第2章 輸出と工業化
第3章 比較優位構造
第4章 国際競争力
第5章 水平分業構造
第6章 国際分業と産業構造