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世界経済・金融危機とヨーロッパ

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  • サイズ A5判/ページ数 356p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326503407
  • NDC分類 333.7
  • Cコード C3033

内容説明

リーマン・ショック後、繁栄から危機へと滑り落ちたヨーロッパ経済の構造と特徴、そして戦後最大の経済・金融・通貨危機の実態を最新の情報をもとに描き出す。

目次

世界経済・金融危機とEU
米国発のサブプライム危機と欧米金融機関
世界金融危機とEU金融システム
中・東欧諸国の銀行部門―外国銀行の進出と金融危機の波及
ユーロ金融政策の実態と課題
ユーロの国際通貨としての発展
世界金融・通貨危機とユーロ
ヨーロッパにおける労働市場改革の展開と課題
EUの中・東欧への拡大と域内労働移動
スペインの繁栄期と移民問題
グローバル競争の激化と欧州自動車産業の新展開
EU金融監督システムの改革―『ドラロジエール報告』にいてる背景とその試み
EUの環境政策の新展開
ユーロ圏の危機とEU経済の展望

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるこ

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スペイン危機とギリシャ危機の違い(ギリシャは虚偽の報告を行っていた。ユーロに参加しながらその理念を裏切り、道義的に問題があった。それに対しスペインはユーロ参加の条件に従い、制度を調整したが、圏内競争力格差拡大の作用で競争力を喪失、世界金融危機で財政赤字が悪化。)が印象に残っている。様々な危機を個別に対応するのではなく、総合的な政策を打ち出し、経済統合への信頼性を回復するべき。またこれからのEUの方向性を決めて行くのはドイツであろう。また読み直して、南欧・中東欧・北欧・西欧の関係性をまとめていきたい。2012/09/04

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