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神戸大学経済学叢書
産業組織と競争政策

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326502165
  • NDC分類 331.845
  • Cコード C3033

出版社内容情報

単純なモデルを多様に展開し、事例として直近の競争政策上の問題点を扱っていることが特徴である産業組織の理論分析。

産業組織と競争政策に関するいくつかの主要テーマについて、著者のこれまでの研究をまとめる。全13章で、大まかなテーマ別には、産業組織の構造・行動・成果に関する三つの章、研究開発や特許に関する六つの章、カルテルや課徴金に関する二つの章、航空市場における競争政策に関する二つの章からなる。

第1章 産業組織論の分析枠組み──新産業組織論と構造-行動-成果パラダイム──
第2章 競争と構造・成果
第3章 世界的な産業再編と市場集中──自動車産業、鉄鋼産業、航空輸送産業──
第4章 研究開発の競合性と非競合性
第5章 研究開発の競合性と共同研究開発
第6章 研究開発の非競合性と共同研究開発
第7章 特許政策と研究開発の競合性・非競合性
第8章 生産と研究開発の二重の競争と最適研究開発投資
第9章 競合的研究開発におけるエスカレーション・メカニズム
第10章 課徴金のカルテル抑止効果
第11章 カルテル排除の経済効果──水道メーターの事例研究──
第12章 日本航空と日本エアシステムによる経営統合の競争政策上の問題点
第13章 航空運賃自由化後の略奪価格問題

参考文献

人名索引
社名・団体名索引
事項索引

目次

産業組織論の分析枠組み―新産業組織論と構造‐行動‐成果パラダイム
競争と構造・成果
世界的な産業再編と市場集中―自動車産業、鉄鋼産業、航空輸送産業
研究開発の競合性と非競合性
研究開発の競合性と共同研究開発
研究開発の非競合性と共同研究開発
特許政策と研究開発の競合性・非競合性
生産と研究開発の二重の競争と最適研究開発投資
競合的研究開発におけるエスカレーション・メカニズム
課徴金のカルテル抑止効果
カルテル排除の経済効果―水道メーターの事例研究
日本航空と日本エアシステムによる経営統合の競争政策上の問題点
航空運賃自由化後の略奪価格問題

著者等紹介

柳川隆[ヤナガワタカシ]
1959年4月大阪府生まれ。1984年3月香川大学経済学部卒業。1986年3月神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。1992年4月名古屋学院大学経済学部講師。1993年12月ノースカロライナ大学Ph.D.。1994年4月名古屋学院大学経済学部助教授。1999年4月神戸大学経済学部助教授。2000年4月神戸大学大学院経済学研究科助教授。2004年1月神戸大学大学院経済学研究科教授。この間、1996年9月~1997年8月LSE客員研究員
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