環境と社会経済システム

環境と社会経済システム

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  • サイズ A5判/ページ数 348p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326501151
  • NDC分類 519
  • Cコード C3033

出版社内容情報

人類が直面している最も深刻な問題の一つである,人間の経済活動と自然環境の調和について,その調和を困難にしている社会の構造を明らかにし,持続可能な構造を示す。

【目 次】

はしがき

第1章 自然と社会システム

 第1節 環境危機をめぐる社会と個人
 第2節 社会システム化の自然原因
 第3節 システム化による社会の変容
 第4節 社会システムと生態系
 第5節 社会システムとしての近代工業社会
 第6節 マクロ目的の終熄

第2章 環境政策の価値均衡論

 第1節 価値均衡論と物質循環論
 第2節 価値均衡論にもとづく環境政策
 第3節 仮想市場による環境価値評価
 第4節 環境価値評価の社会的限界
 第5節 物質循環論と財の環境価値

第3章 社会システムと社会選択論

 第1節 経済成長指向の自立性
 第2節 社会的選好決定の公正な手続はなにか
 第3節 公正な社会的選好手続きの不可能性
 第4節 不可能性定理と社会システム

第4章 持続する経済停滞と民主主義

 第1節 環境制約と経済停滞
 第2節 社会システムにおける経済と政治
 第3節 民主主義論の系譜
 第4節 社会活力の復活と民主政治の再構成

第5章 日本社会システムの起源

 第1節 日本考古学の成果
 第2節 原始社会と単位集団
 第3節 単位集団持続の特殊性と一般性
 第4節 人格的ネットワーク社会としての先土器・縄文社会
 第5節 小規模灌漑農耕と社会システムの形成
 第6節 社会システムと物質流および剰余の機能

第6章 全体論と世界観

 第1節 還元思考から全体思考へ
 第2節 三浦梅園の全体論

補 論 ミクロコズムからの視点


参考文献
索 引

内容説明

自然環境と調和し、経済成長から自由な社会は可能か。地球環境問題解決への指針を示す。

目次

第1章 自然と社会システム
第2章 環境政策の価値均衡論
第3章 社会システムと社会選択論
第4章 持続する経済停滞と民主主義
第5章 日本社会システムの起源
第6章 全体論と世界観