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えん罪原因を調査せよ―国会に第三者機関の設置を

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326402779
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C3032

内容説明

東電OL事件や郵便不正事件など、今も誤判やえん罪があとをたたない日本。なぜ同じ過ちが、延々と繰り返されるのか?警察は、なぜ捜査を誤ったのか。検察は、なぜ捜査・公判で誤りを正せなかったのか。裁判所は、なぜ「疑わしきは罰せず」の鉄則を忘れて警察や検察に追随したのか。問題に正面から向き合い、えん罪原因を究明する独立した第三者機関の必要性を多面的に訴える。

目次

特別インタビュー 周防正行監督に聞く「僕があまりにもショックを受けた日本の刑事裁判の現状を皆さんに知ってもらいたい」
第1章 “えん罪原因究明第三者機関”を考える―その必要性と要件をめぐって
第2章 えん罪原因の解明から刑事司法の根本的改革へ
第3章 日本版「えん罪原因究明第三者機関」はどうあるべきか
第4章 えん罪原因究明第三者機関設置をめぐる憲法問題
第5章 米イノセンス・プロジェクトの発展から見た日本の課題
第6章 えん罪委員会の役割―誤判の発見、組織的改革またはその両方?
第7章 科学的証拠の強化が刑事司法の発展を促す

著者等紹介

指宿信[イブスキマコト]
成城大学法学部教授。法学博士。1989年北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。鹿児島大学教授、立命館大学教授を経て2009年より現職。専門は刑事訴訟法、法情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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