刑法各論

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326402236
  • NDC分類 326.2
  • Cコード C3032

出版社内容情報

伝統的見解ヘチャレンジしつづける板倉刑法学の決定版。刑法の具体的役割と問題解決的思考を学ぶ格好のテキスト。

1994年に総論を刊行してから10年、本書の登場により板倉刑法がついに完結。2004年3月までの最新判例・資料を掲載。オーソドックスな教科書の体系的叙述の中に通説と対比した自説を展開、豊富な判例と多彩な学説とを客観的・平易に解説する。法的思考力を養うための受験参考書としても適切な一冊。

第1章 序論

第2章 個人的法益に対する罪
 第1節 生命に対する罪
 第2節 身体に対する罪
 第3節 自由に対する罪
 第4節 私生活の平穏に対する罪
 第5節 名誉に対する罪
 第6節 信用および業務に対する罪
 第7節 財産に対する罪

第3章 社会的法益に対する罪
 第1節 総説
 第2節 公共の安全に対する罪
 第3節 公共の信用に対する罪

第4章 国家的法益に対する罪
 第1節 総説
 第2節 内乱に関する罪
 第3節 外患に関する罪
 第4節 国交に関する罪
 第5節 国家・地方公共団体の作用を害する罪
 第6節 逃走の罪
 第7節 犯人蔵匿及び証拠隠滅の罪
 第8節 偽証の罪
 第9節 虚偽告訴の罪
 第10節 汚職の罪(1)──職権濫用の罪
 第11節 汚職の罪(2)──賄賂罪
 第12節 汚職の罪(3)──あっせんや利得処罰法の罪

判例索引
事項索引

内容説明

立法、判例、学説の進展を踏まえ、伝統的見解にチャレンジする自説の展開から、判例・学説を客観的・平易に解説する。―2004年4月下旬までの最新資料を収録。

目次

第1章 序論
第2章 個人的法益に対する罪(生命に対する罪;身体に対する罪;自由に対する罪 ほか)
第3章 社会的法益に対する罪(総説;公共の安全に対する罪;公共の信用に対する罪)
第4章 国家的法益に対する罪(総説;内乱に関する罪;外患に関する罪 ほか)

著者等紹介

板倉宏[イタクラヒロシ]
昭和9年1月生まれ。昭和31年3月東京大学法学部卒業。昭和36年3月東京大学大学院社会科学研究科民刑事法専門課程博士課程修了、法学博士。現在、日本大学大学院法務研究科教授
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