軍備と影響力―核兵器と駆け引きの論理

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軍備と影響力―核兵器と駆け引きの論理

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326302680
  • NDC分類 390
  • Cコード C3031

出版社内容情報

ノーベル賞に輝くシェリングの著書、待望の完訳! 核兵器は戦略にどう影響するのか? 北朝鮮問題が急展開を迎える今、必読の一冊!

トーマス・シェリング[トーマス シェリング]
著・文・その他

斎藤 剛[サイトウ ツヨシ]
翻訳

内容説明

核兵器で国家の駆け引きはどう変わるのか?ノーベル賞に輝くシェリングの著書をついに完訳!各国首脳を悩ませる駆け引きのカラクリを緻密かつダイナミックに解き明かす。

目次

第1章 暴力という外交
第2章 コミットメントの技法
第3章 リスクの扱い
第4章 慣用表現としての軍事行動
第5章 極限の生存競争という外交
第6章 相互警報の力学
第7章 軍備競争という対話

著者等紹介

シェリング,トーマス[シェリング,トーマス] [Schelling,Thomas C.]
1921年米国カリフォルニア州生まれ、2016年逝去。1944年カリフォルニア大学バークレー校卒業。1951年ハーヴァード大学で経済学Ph.Dを取得。イェール大学、ハーヴァード大学、メリーランド大学で教授を歴任。2005年ノーベル経済学賞受賞

斎藤剛[サイトウツヨシ]
1962年生まれ。元陸上自衛官(陸将補)。戦略・防衛学修士。防衛大学校卒業(応用物理学専攻)。インド国防幕僚大学および英国国防情報学校に留学。拓殖大学大学院博士後期課程単位取得退学(安全保障専攻)。在インド日本国大使館防衛駐在官、イラク復興業務支援隊長、航空隊長、地方協力本部長、研究本部主任研究開発官などを歴任し2017年に退官。現在、佐川急便株式会社理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kiyoshi Utsugi

34
読んでいてちょっと違和感を感じるのは、経済学者なのになぜ軍備に関する本なのか?ということでした。 Wikipediaによると経済学者であり政治学者でもあったんですね。 ゲーム理論を駆使して、冷戦時代特に核抑止に適用しているというのが、この本を読んでいるとよく分かります。 結構中身は難しいので読むペースが遅くなり、ようやく本日読了。 折角なので、今日マクナマラ本人が書いた自伝である「マクナマラ回顧録」を図書館で借りて読んでみることにしました。😅2022/06/08

BLACK無糖好き

15
原書は1966年刊。この分野では古典的作品といった趣。核兵器登場後の国家の軍事・防衛戦略や外交政策との関連についての奥深い議論が展開される。とりわけ暴力という外交に潜む原則、強要の概念などは、朧気ながら感じていた事を具体的な言葉として目の前に突きつけられたような気分になる。同時に核兵器が「通常戦力化」しかけた時期から、「核のタブー化」としての現代に至るまでの経緯も重要なポイント。暴力の抑制にはコミュニケーションが必要不可欠。たとえ困難な相手であってもその努力を怠ってはならないのだろう。2018/09/21

Studies

2
名著2019/04/30

Hotspur

1
2005年アカデミー経済学賞を受賞した著者による本書の原著は1966年刊と古く、朝鮮戦争やキューバ危機、ヴェトナム戦争が古くない材料として扱われるが、「 暴力という外交」以下「軍備競争という対話」に至るまで、本書の内容は普遍性が高く、ウクライナ戦争が進行している現在読んでも、その議論は古びていない。特に「核使用の禁忌」への鋭い観察には唸る。情緒的・お花畑的な議論が横行しやすい我が国の、少なくとも外交・安保政策を担う人たちが、レアル・ポリティークの権化のような本書の内容を承知していることを希望して止まない。2023/03/06

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