転向と天皇制―日本共産主義運動の1930年代

転向と天皇制―日本共産主義運動の1930年代

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  • サイズ A5判/ページ数 353,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326300952
  • NDC分類 309.31
  • Cコード C3031

出版社内容情報

「昭和史の暗部である“転向時代”を,不毛の革命戦略と出口のない侵略戦争の衝突と順応の集団現象として解明した創始的研究」(石堂清倫)と称される天皇制研究・第二作!

【目次】

第1章 転向史研究の課題と視点

第2章 日本共産党労働者派と平田勲
     ―日本共産主義運動と天皇制との思想的通路―

第3章 大量転向の一前提
     ―1930年代初頭の共産主義運動―

第4章 「多数派」分派の発生と挫折
     ―大量転向へのオルタナティヴ―

第5章 大量転向の様相
     ―集団的イデオロギー過程としての転向―

第6章 いくつかの転向者運動
     ―転向思想の表現形態―

第7章 転向政策における1936-37年
     ―転向政策転換の中での転向者―

第8章 「日本建設協会」に見る戦時下転向
     ―帰結としての戦時天皇制―

 あとがき

内容説明

昭和史の暗部である“転向時代”を不毛の革命戦略と出口のない侵略戦争の衝突と順応の集団現象として解明した創始的研究。

目次

第1章 転向史研究の課題と視点
第2章 日本共産党労働者派と平田勲
第3章 大量転向の一前提
第4章 「多数派」分派の発生と挫折
第5章 大量転向の様相
第6章 いくつかの転向者運動
第7章 転向政策における一九三六‐三七年
第8章 「日本建設協会」に見る戦時下転向