シリーズ言葉と社会<br> 論力の時代―言葉の魅力の社会学

個数:

シリーズ言葉と社会
論力の時代―言葉の魅力の社会学

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784326199280
  • NDC分類 801.03
  • Cコード C3336

出版社内容情報

人の心を打つ言葉には、秘密があった!「手ごたえ」のある表現とは何かを探り、日常の言語感覚を研ぎ澄ますための処方箋を示す。

 現代社会では、理性的に議論する「論力」がもてはやされ、言葉は意味を伝えるものとしてのみ考えられている。しかし、言葉の力は本当にそれだけだろうか。表現の美しさや強さによって人を魅了するような言葉のあり方もあるのではないか。本書では吉本隆明の言語論を引きつつ、現在忘れ去られている言葉のトータルな力を掘り起こし、自分のものにしていく道を探る。

関連書:同著者『ことぱの臨床社会学』(ナカニシヤ出版)


第一章 論力の時代?
1 議論強者
2 民主主義と討論
3 暴力、権力、金力、魅力、そして論力
4 理性的言論の文化
5 インテリ・イデオロギー
6 論力の限界

第二章 二つの言語──吉本隆明を読む
1 自己表現と他者伝達
2 『言語にとって美とはなにか』
3 意識のふくらみ
4 自己表出と指示表出
5 言葉の意味、言葉の価値
6 言語芸術と「山の稜線」
7 一人になること

第三章 言葉の危機と表現リテラシー
1 意味と価値の分裂
2 「要約」の問題
3 ニュースキャスター
4 表現リテラシー
5 言葉が「わかる」

第四章 言葉の権力、暴力、そして魅力
1 言葉の力
2 言葉の権力──主張の正しさ
3 「インテリ」と「知識人」
4 言葉の魅力──表現の美しさ
5 実感に迫る
6 他者に働きかける美意識
7 言葉の暴力──表現の強さ

第五章 自分の言葉をもつ
1 「会議」から「話し合い」へ
2 「自分の言葉」をもつ
3 アタマとカラダの往復運動
4 素手で考える
5 言行一致のパフォーマンス

参考文献
あとがき

内容説明

「手ごたえ」のある表現とは何かを探り、日常の言語感覚を研ぎ澄ますための処方箋を示す。

目次

第1章 論力の時代?(議論強者;民主主義と討論 ほか)
第2章 二つの言語―吉本隆明を読む(自己表現と他者伝達;『言語にとって美とはなにか』 ほか)
第3章 言葉の危機と表現リテラシー(意味と価値の分裂;「要約」の問題 ほか)
第4章 言葉の権力、暴力、そして魅力(言葉の力;言葉の権力―主張の正しさ ほか)
第5章 自分の言葉をもつ(「会議」から「話し合い」へ;「自分の言葉」をもつ ほか)

著者等紹介

宮原浩二郎[ミヤハラコウジロウ]
1956年東京都に生まれる。1978年東京大学法学部卒業。1986年ウィスコンシン大学マディソン校大学院博士課程修了(Ph.D.社会学)。関西学院大学社会学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

lambda_abstraction

0
かれこれ5回くらい読みましたが、まだまだ消化しきれていません。言葉に関わるすべての人に読んで欲しい1冊です。2012/11/06

わをん

0
面白く読めました。構造主義を勉強しているので引っ掛かるところがいくつかありましたが、考え方としてはこっちの方が好きだなーと思いました。言葉の美醜について私もいろいろ考えることがあるので、本書はそういった意味でも参考になりました。2011/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1721613
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。