内容説明
信仰と無信仰の往還の運動のなかに、生きた自由の可能性を展望する。
目次
1 移行(オリンポスというポリス;臨界としてのヘーゲル ほか)
2 マルクスの方 政治から神学へ(主体性論争;『歴史と階級意識』のルカーチ ほか)
3 ヨブの方 神学から政治へ―エマニュエル・レヴィナス小論(義人ヨブの問い;選民 ほか)
4 法と革命(革命的法創造論;革命的主体―大西巨人『神聖喜劇』論)
著者等紹介
田島正樹[タジママサキ]
1950年生まれ。東京大学教養学部教養学科フランス科卒業、東京大学大学院博士課程(哲学専攻)修了。現在、千葉大学文学部教授。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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