出版社内容情報
脳死・臓器移植問題を考えるうえで壁となる「個人の自由」という考え方を乗り越えるために,歴史的視点から死の現在と未来を見つめる。
内容説明
「死は自己決定権」批判。脳死・臓器移植問題を考えるうえで壁となる「個人の自由」という考え方を乗り越えるために歴史的視点から死の現在と未来を見つめる。
目次
序論 開幕前の暗
第1章 考察の開幕
第2章 先端技術と脳死論争の死角―脳死と死との等置批判
第3章 臨床医学の暗流―脳死・臓器移植批判
第4章 死の屍―脳死をめぐる「死の自己決定権」批判