出版社内容情報
心の内と心の外という比喩から「心」を解放し，規範性および意味の観点から，新たに位置づけを試みる。大森荘蔵とウィトゲンシュタインの哲学を継承し，批判する。
内容説明
心の内と心の外という比喩から「心」を解放し、規範性および意味の観点から、新たな位置づけを試みる。大森荘蔵とウィトゲンシュタインの継承と批判。
目次
第１章 虚と実
第２章 〈内界〉という神話
第３章 眺望論
第４章 規範の他者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ppp
0
もう一度デカルトから読み直したくなった。読むことで自分の問題意識を拡張できたと思う。2010/10/01
mochita
0
「心」を他者との関係で論じている書。「他者論」の入門書としても、また深い思索への足ががりとしても最適。大森哲学への挑戦（？）という観点から読むとまた違った面白さがある。2017/10/10
