美学の逆説

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美学の逆説

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326152872
  • NDC分類 701
  • Cコード C3010

出版社内容情報

味覚・趣味・個人・社会・美的距離・記号・直観・表現…カント,ラスキン,オルテガ,デカルト,パース,ベルクソン等を踏み台に,美学することのパラドックスに切りこむ。

【目次】

Ⅰ 味覚の不幸
 1 <美>の両義性
 2 「興味」という概念
 3 『判断力批判』の戦略
 4 質料性の排除
 5 「美学」の自己変容へ

Ⅱ 芸術の社会学的考察
 1 「ラスキンかデュルケームか」
 2 デュルケーム社会学における芸術の位置
 3 社会学的観点から見た芸術
 4 社会学的美学のプログラム
 5 趣味批判の社会学
 6 芸術社会学の圏域

Ⅲ 美的距離の現象学
 1 美的経験における距離の問題
 2 「心的距離」という概念
 3 美的距離論の諸契機

Ⅳ 記号論としての美学

① 記号作用の主体―デカルトVSパース
 1 問題の所在―クリステヴァの所説をめぐって
 2 パースのデカルト批判
② イコン論の成立と展開
 1 視点の設定
 2 美学問題
 3 記号論としての美学
 4 イコン論

Ⅴ ベルグソン美学の構造
 序 ベルグソン美学への視点
 1 <象徴>と<イマージュ>
 2 <直観>
 3 言語表現
 4 芸術
 結び イマージュ観念との戯れ

アポロギア・エステティカ―あとがきに代えて

内容説明

味覚・趣味・個人・社会・美的距離・記号・直観・表現…。美学は可能か?美学することのパラドックスをめぐる考察。

目次

1 味覚の不幸
2 芸術の社会学的考察
3 美的距離の現象学
4 記号論としての美学
5 ベルクソン美学の構造