出版社内容情報
本書はクリプキの仕事に触発されて書かれたウィトゲンシュタイン後期哲学の解説。クリプキの読解を批判して新しい読みを提示する。
内容説明
ウィトゲンシュタイン、クリプキ、マッギンの三つ巴のデス・マッチ。著者の〈自然主義〉はよくクリプキをねじ伏せているか?
目次
第1章 ウィトゲンシュタインの見解―意味、理解、規則
第2章 クリプキのウィトゲンシュタイン解釈―パラドックスと共同体
第3章 ウィトゲンシュタインの見解に対する批判的検討
第4章 クリプキの議論に対する評価