内容説明
文部科学省で研究の振興に携わってきた著者による、現場からの実践的政策論。
目次
1 iPS細胞への期待と社会(支援体制はどう構築されたか:ヒトiPS細胞の樹立から;国際競争と産業化への課題)
2 最先端のライフサイエンスと生命倫理(脳科学と脳神経倫理学;ヒトゲノムとヒト胚をめぐる課題 ほか)
3 研究成果の社会への還元(ライフサイエンスと社会経済;医薬品の研究開発と基礎研究・臨床研究)
4 ライフサイエンス・コミュニケーション(研究上の不正行為と科学への信頼;ライフサイエンスと社会との関係)
著者等紹介
菱山豊[ヒシヤマユタカ]
1960年、東京都に生まれる。1985年、東京大学医学部保健学科卒業。同年、科学技術庁入庁。文部科学省研究振興局生命倫理・安全対策室長、同ライフサイエンス課長などを経て、現在は独立行政法人科学技術振興機構経営企画部長、政策研究大学院大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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