科学思想史

電子版価格
¥7,260
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

科学思想史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 507,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326101993
  • NDC分類 402
  • Cコード C3010

内容説明

“科学政治学”への潮流に抗し、注目を集める若手研究者の論考を収載、科学思想史の再興を宣する。科学思想史家がなすべきなのは、“現在性の幻惑”に誘惑されることなく、個別研究を通じ、科学と文化の輻輳的相関を明らかにすることである。科学思想史の現代的可能性を模索する一冊。

目次

第1章 “科学思想史”の哲学
第2章 発生生物学の黎明―ヴィルヘルム・ルー試論
第3章 数学と社会改革のユートピア―ビュフォンの道徳算術からコンドルセの社会数学まで
第4章 啓蒙と迷妄―『百科全書』の科学項目に見る“誤謬理論”の歴史
第5章 ロバート・ボイルの化学―元素・原質と化学的粒子
第6章 デカルト派生理学と図像表象
第7章 中世における占星術批判の系譜
第8章 ギリシア医学における批判と論争

著者等紹介

金森修[カナモリオサム]
1954年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、博士(哲学・パリ第一大学)。筑波大学講師、東京水産大学助教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科教授。専門は、フランス哲学、科学思想史、生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。