ベーシック・インカムの哲学―すべての人にリアルな自由を (新装版)

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ベーシック・インカムの哲学―すべての人にリアルな自由を (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 494p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326101924
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

まえがき


第1章 資本主義、社会主義、そして自由
 プロローグ 
 1.1 資本主義vs.社会主義 
 1.2 自由な社会としての純粋社会主義 
 1.3 自由な社会としての純粋資本主義 
 1.4 個人主権と集合的主権 
 1.5 何への自由か? 義務、自律性、潜在的欲求 
 1.6 何からの自由か? 二つの強制概念 
 1.7 形式的自由と実質的自由 
 1.8 リアル・リバタリアニズム 

第2章 持続可能な最高水準のベーシック・インカム
 プロローグ 
 2.1 ひとつのラディカルな提案 
 2.2 無条件性と実質的自由 
 2.3 持続可能性 
 2.4 現金か、現物か? 
 2.5 初期賦与か、定期給付か? 
 2.6 実質的自由の尺度は何か? 
 2.7 競争的な価格設定、機会費用、無羨望 
 2.8 体制間での実質的自由の比較 
 付録:ベーシックインカムvs.負の所得税 

第3章 非優越的多様性
 プロローグ
 3.1 拡張されたオークション 
 3.2 ピープ・ショーで働くこと、広場でデートすること 
 3.3 無知のヴェール下での保険 
 3.4 ドウォーキンに対する四つの異論 
 3.5 アッカーマン提案の一般化 
 3.6 不十分な再分配? 
 3.7 諸他のオルタナティブな戦略 
 3.8 過大な再分配? 
 付録1 ローマー対ドウォーキン 
 付録2 十分さ、ぜいたくさ、豊富さ、そして最低所得保証 
 付録3 非優越的多様性と無羨望

第4章 資産としてのジョブ
 プロローグ 
 4.1 クレージー/レイジー問題 
 4.2 ロールズ対ドウォーキン 
 4.3 われわれの遺産は増やせるか? 
 4.4 非-ワルラス的世界における平等な賦与 
 4.5 ワークシェアリング、買収、稀少性の消失 
 4.6 ジョブ・オークションから所得税へ 
 4.7 一貫性のない提案? 才能の不平等に伴う雇用レント 
 4.8 滑り坂? 働く権利から結婚する権利へ 
 付録 クレージー、レイジー、修正されたロールズ格差原理

第5章 搾取と実質的自由
 プロローグ 
 5.1 他人の労働から利得を引き出すこと 
 5.2 権力、贈与、フリーライド
 5.3 ロック的搾取
 5.4 創造者保持原理
 5.5 ルター的搾取
 5.6 努力に応じて各人に
 5.7 ローマー的搾取
 5.8 資産に基づく不平等

第6章 資本主義は正当化されるか?
 プロローグ
 6.1 最適資本主義vs.最適社会主義
 6.2 資本主義的な選好形成
 6.3 市場の失敗と無用な活動
 6.4 危機
 6.5 失業予備軍
 6.6 創造的破壊
 6.7 人民主権
 6.8 ペンギンの島には近づかない

参考文献
訳者解説
訳者解説2
人名索引
事項索引

内容説明

所有権に拘泥しすぎる者は真のリバタリアンではない。福祉(所得)と就労(労働)は本当に不可分なものだろうか。80年代後半からヨーロッパで高まりをみせるベーシック・インカム(BI)論議に影響を与えた基本図書。

目次

第1章 資本主義、社会主義、そして自由
第2章 持続可能な最高水準のベーシック・インカム
第3章 非優越的多様性
第4章 資産としてのジョブ
第5章 搾取と実質的自由
第6章 資本主義は正当化されるか?

著者等紹介

パリース,フィリップ・ヴァン[パリース,フィリップヴァン][Parijs,Philippe Van]
1951年ベルギー・ブリュッセル生まれ。現在、ルーヴァン・カトリック大学経済・社会・政治学部教授。ハーヴァード大学哲学科客員教授。BIEN国際委員会座長

後藤玲子[ゴトウレイコ]
1958年生まれ。1998年一橋大学大学院経済学研究科理論経済学専攻博士課程修了。博士(経済学)。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授

齊藤拓[サイトウタク]
1978年生まれ。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

WK

1
分野横断的な議論。 僕のようなヘナチョコ学部生では半分も理解できたか心配。 これで卒論書くのか……2015/09/25

amnioticfluid

0
ゲッツ・ヴェルナーの本や山森亮の本を読んだ後におすすめ。2017/05/01

adhvanya

0
めちゃめちゃ読みにくい。自分が翻訳したんじゃないか?というぐらい読みにくい。ある文章がAを意味するのか、not Aなのか、まずそれを把握するのに苦労する。大学で読まされる本にたまにこういうのがあるが、たぶん元訳の斎藤拓氏のせいだと思うので氏には文句を言いたいです。訳者解説はよく説明されており「最初からここだけ読めばよかった」とか思ったのは内緒。ただこの解説でも、訳者が生物学的進化論を完全に誤解している記述があり、なんだかなぁとがっかりした。2016/01/28

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