リバタリアニズム読本

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  • サイズ A5判/ページ数 212,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326101542
  • NDC分類 309.1
  • Cコード C3010

出版社内容情報

そうか私はリバタリアンだったのか──もはや無視しえない「自由尊重主義」のキーワード・代表作を解説する素人むけガイド。

読者をさらなる読書にいざなうリバタリアン・ガイド。何よりも、国家権力の制限を求める「自由の政治哲学」のキーワードを整理するとともに、ロック、アイン・ランド、ノージックらの代表的著作やフンボルト、コンスタン、バスティアらの古典的著作を解説する。初心者むけ小事典。

関連書:ウルフ『ノージック』、ロスバード『自由の倫理学』、フリードマン『自由のた
めのメカニズム』、シャンド『自由市場の道徳性』(いずれも小社刊)


第一部 リバタリアニズムのキーワード

1 右翼(右派)と左翼(左派)
2 家族
3 企業家
4 客観主義
5 競争と独占
6 共同体主義(共同体論)
7 契約理論
8 個人主義的フェミニズム
9 最小国家
10 自己所有権
11 自生的秩序
12 自然権
13 司法システム
14 社会主義経済計算論争
15 自由
16 対外政策
17 知的財産権
18 人間像
19 ネオ・オーストリア学派
20 平等主義
21 福祉国家
22 法と経済学
23 方法論的個人主義
24 無政府主義(アナーキズム)と無政府資本主義(アナルコ・キャピタリズム)
25 立憲主義
26 リバタリアン法学
27 リベラリズム
28 レズビアン/ゲイ・スタディーズ
29 レッセ・フェール

ノート1 リバタリアニズム研究のメッカ
ノート2 リバタリアンSF:『月は無慈悲な夜の女王』を中心に
ノート3 リバタリアンな映画

第二部 リバタリアニズムの25冊

30 ジョン・ロック『統治論』
31 アダム・スミス『国富論』
32 トマス・ペイン『人間の権利』
33 マックス・シュティルナー『唯一者とその所有』
34 アイン・ランド『水源』
35 フリードリッヒ・ハイエク『隷属への道』
36 ルートヴィッヒ・ミーゼス『ヒューマン・アクション』
37 ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』
38 タネヒル夫妻『自由の実現に市場を』
39 ウォルター・ブロック『擁護できないものを擁護する』
40 フリードリッヒ・ハイエク『法と立法と自由』
41 デイヴィド・フリードマン『自由のためのメカニズム』
42 ロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』
43 ジェイムズ・ブキャナン『自由の限界』
44 マリー・ロスバード『自由の倫理学』
45 リチャード・A・エプステイン『公用収用の理論』
46 デイヴィド・ゴティエ『合意による道徳』
47 ロレン・ロマンスキー『人格・権利・道徳共同体』
48 ジャン・ナーヴソン『リバタリアン・アイディア』
49 ヒレル・スタイナー『権利論』
50 竹内靖雄『国家と神の資本論』
51 森村進『財産権の理論』
52 笠井潔『国家民営化論』
53 ランディ・バーネット『自由の構造』
54 マイケル・オーツカ『不平等なしのリバタリアニズム』

ノート4 老子は最古のリバタリアン?
ノート5 シュティルナーとリバタリアニズム
ノート6 ニーチェとリバタリアニズム

第三部 リバタリアニズムの古典から

55 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト『国家活動の限界を確定せんがための試論』
56 バンジャマン・コンスタン『近代人の自由と比較された古代人の自由について』
57 リチャード・コブデン パンフレットと演説から
58 フレデリク・バスティア『見えるものと見えないもの』
59 ハーバート・スペンサー『社会静学』
60 ライサンダー・スプーナー『不徳は犯罪にあらず:道徳上の自由の擁護』

人名索引/事項索引
執筆者略歴

内容説明

「そうか、私はリバタリアンだったのか。」もはや無視しえない、何よりも国家権力の制限を求める「自由尊重主義」のキーワード・作品を整理・紹介するはじめてのガイドブック。ロック、フンボルト、コンスタン、バスティアらの古典的著作からハイエク、ランド、フリードマン、ノージックらの必要不可欠な代表的著作まで、読者はさらなる読書へいざなわれるだろう。

目次

第1部 リバタリアニズムのキーワード(右翼(右派)と左翼(左派)
家族
企業家 ほか)
第2部 リバタリアニズムの25冊(ジョン・ロック『統治論』;アダム・スミス『国富論』;トマス・ペイン『人間の権利』 ほか)
第3部 リバタリアニズムの古典から(ヴィルヘルム・フォン・フンボルト『国家活動の限界を推定せんがための試論』;バンジャマン・コンスタン『近代人の自由と比較された古代人の自由について』;リチャード・コブデン パンフレットと演説から ほか)

著者等紹介

森村進[モリムラススム]
1955年生まれ。一橋大学大学院法学研究科教授。専攻は法哲学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

evifrei

15
国家権力の制限を求める『自由尊重主義』たるリバタリアニズムの重要論点を簡単に解説すると共に、リバタリアニズムの現代および古典の文献を紹介する辞書的な一冊。ブックガイドとしても利用できるだろう。リバタリアニズムの入門書を読んだあと本書に進み、紹介されている文献を読めば(但し未邦訳のものもある)リバタリアニズムについて一定水準以上の理解を得る事ができる様に思う。また、ノートと称されるコラムのような頁が数ヶ所設けられているのだが、ニーチェとリバタリアニズム等着想が面白い。2020/04/04

白義

9
国家機能のほぼすべての民営化や、麻薬使用の自由の擁護など徹底的なまでに個人の自由を尊重するリバタリアニズム。その全体像をキーワードと思想家で明快に描いた少事典風入門書。注目すべきはリバタリアニズムの困難、ジレンマに見える部分もきちんと向き合って整理している時点で、例えば自分自身の奴隷売買、あるいは親が子という個人を教育することの問題、市場と国家の問題など理論的に細かいところまでサラリとだが触れている。ニーチェや老子のリバタリアニズム性、ハインラインのようなリバタリアニズムSFにまで触れていて見どころが多い2018/04/08

ステビア

8
いいと思う。踏み台として。2014/10/08

liverpool0810

3
本書は、リバタリアニズムを知る上での重要なキーワードの解説と代表的論者の著作の紹介からなる小事典風リバタリアニズム入門書。「リバタリアニズム」といっても各々のリバタリアンの制度構想も、その正当化根拠も多様で全体像を掴まえることは容易ではない。そうしたリバタリアンの多様性を理論面から概観するのにうってつけの本。索引も充実していて、項目ごとに独立しており、一つの項目につき2~4ページほどでまとめてあり、拾い読みも容易でいい。以下備忘録と感想。2010/11/09

horuso

1
リバタリアニズムに関連する29個のキーワードと31冊の書籍が、簡にして要を得た文章でまとめられている、事典風の本。特に書籍については、概要がわかりやすくつかめて、実際に読む本を選ぶのに便利。入門レベルの良書だが、リバタリアニズムを学ぶ時に最初に読む本としては適さないと思うので、やはり「自由はどこまで可能か」の次に補完的に読むのがよいと思う。2017/06/25

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