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現代言語学の潮流

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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784326101443
  • NDC分類 801
  • Cコード C3010

出版社内容情報

言語の探究は古代に始まり、19世紀に言語学の成立を動機づけた歴史言語学、20世紀以降の言語学を支配してきた構造言語学、生成文法、認知言語学、機能言語学、言語類型論、そして近年は解釈の働きが重視され、パースの記号学、詩的言語、語用論、関連性理論、ディスコース分析、グローバル化と言語、ジェンダー、ノンバーバル・コミュニケーション、脳と情報等が論議を呼んでいる。本書ではこれらのテーマを①言語学の誕生と成立②主要な言語理論③言語と記号④文化と社会へ関連づけて展開する。現代言語学の平易な入門書であるとともに、各分野の最前線の動向も紹介。

1988年刊 『言語学の潮流』(林・小泉編)の続編

Ⅰ 言語学の成立と背景
1   言語学の誕生
2   歴史言語学の方法

Ⅱ 言語理論の展開
1   構造言語学
2   生成文法
3   認知言語学
4   機能言語学
5   言語類型論

Ⅲ 言語から記号へ
1   記号論
2   詩的言語
3-A 語用論・発話行為論
3-B 関連性理論
4   ディスコース分析

Ⅳ 言語から文化・社会へ
1-A グローバル化と言語の多様性
1-B 滅びゆく言語
2   言語とジェンダー研究
3   ノンバーバル・コミュニケーション
4-A 言語習得
4-B コーパス言語学

あとがき
索引
執筆者紹介

内容説明

本書は、近年の新しい言語研究の流れに注目しつつ、言語学の誕生からその成立、そして主要な言語理論の展開を網羅しつつ、更に近年とくに注目されつつある記号・文化・社会の問題へと関係づけることを試みた。

目次

1 言語学の成立と背景(言語学の誕生;歴史言語学の方法)
2 言語理論の展開(構造言語学;生成文法 ほか)
3 言語から記号へ(記号論;詩的言語 ほか)
4 言語から文化・社会へ(グローバル化と言語の多様性;滅びゆく言語 ほか)

著者等紹介

山梨正明[ヤマナシマサアキ]
1948年生まれ、ミシガン大学大学院博士課程修了、Ph.D.(言語学)、京都大学教授

有馬道子[アリマミチコ]
1941年生まれ、大阪市立大学大学院修士課程修了、京都女子大学教授
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