詳伝 シモーヌ・ヴェイユ〈1〉1909‐1934 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326100392
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1010

出版社内容情報

カーニュ以来の親友が、未刊の資料・手紙を駆使して、ヴェイユの生活・思考・行動を綿密に辿り、他の誰にもできない仕方で、壮絶な魂の遍歴を、深く、細やかに捉えきる!

【目次】
はじめに
第1章 家族と少女時代(1909―1925)
第2章 アランとの出会い
第3章 高等師範学校受験準備(1925―1928)
第4章 高等師範学校(1928―1931)
第5章 ル・ピュイ(1931―1932)
第6章 ドイツへの旅 オセール(1932―1933)
第7章 ロアンヌ(1933―1934)
第8章 一時期の終わり

訳者あとがき 

内容説明

カーニュ以来の親友が、未刊の資料・手紙を駆使して、ヴェイユの生活・思考・行動を綿密に辿り、他の誰にもできない仕方で、壮絶な魂の遍歴を、深く、細やかに捉えきる。

目次

第1章 家族と少女時代(一九〇九‐一九二五)
第2章 アランとの出会い
第3章 高等師範学校受験準備(一九二五‐一九二八)
第4章 高等師範学校(一九二八‐一九三一)
第5章 ル・ピュイ(一九三一‐一九三二)
第6章 ドイツへの旅、オセール(一九三二‐一九三三)
第7章 ロアンヌ(一九三三‐一九三四)
第8章 一時期の終わり

著者等紹介

ペトルマン,シモーヌ[ペトルマン,シモーヌ][P´etrement,Simone]
哲学の大学教授資格のみならず文学博士号も取得し、国立図書館に勤務するかたわら、『哲学史と宗教史における二元論』その他の著書を公刊

杉山毅[スギヤマツヨシ]
1931年生まれ。1954年大阪外大卒。1957年京大仏文大学院修士課程修了。現在、広島大学名誉教授、フランス文学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カケル

5
笠井潔『サマーアポカリプス』で識って以来いくつかの作品にあたってきたが、この著書でようやく詳細な人物像に触れることができた。フィリップ・K・ディック愛読者としては避けて通れない思想家である。2022/11/14

3
家族と少女時代、アランとの出会い、高等師範学校受験準備、高等師範学校、ル・ピュイ、ドイツへの旅とオセール、ロアンヌ、そして一学期の終わり で締めくくるヴェイユ1934年(25歳)までの歩み。なかでもル・ピュイ事件についての詳細な記録の列挙はとても興味深く、ル・ピュイ以降も続く活発な組合活動と転任(ル・ピュイ→オセール→ロアンヌ)を通して、この時期のヴェイユの信念(=社会的弱者に寄り添い生きる姿勢・信念)が強く伝わってくる。とても読み応えある一冊で、引き続き1934年以降から晩年のヴェイユへと向かう。 2022/11/05

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