内容説明
ケースワーカーや就労支援員の葛藤。労働行政との連携。障害者雇用ノウハウの活用。人材派遣・人材紹介会社との連携。雇用主との協働。川崎市の取り組みを、すべて紹介します!!
目次
特別対談 生活保護受給者一人ひとりのドラマに立ち会えることがケースワーカーの喜び。(柏木ハルコさん(『健康で文化的な最低限度の生活』作者)・宮脇護(生活保護・自立支援室担当部長))
第1章 川崎市生活保護・自立支援のスタート地点
第2章 川崎市生活保護・自立支援における就労支援の現場
第3章 川崎市生活保護・自立支援のすそ野
第4章 川崎市生活保護・自立支援のこれから
元生活保護受給者の体験談
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐり
2
生活保護の受給者に少しづつでも働いてもらおうという行政の狙いで、その取り組みが描かれています。行政が作った本とは思えないほど堅苦しさはなく、にわかのわたしにでも読むことができた。受給者用の求人開拓、受給者目線でのマッチングなど、大変だけれどよいお仕事をされていると思います。行政も水際作戦ばかりやっている訳ではないのです。2015/03/10
ブルーツ・リー
1
うん。生活保護の本を読むと、やっぱりケースワーカー辺りは、生活保護受給者に対して、厳しい事も言うし、何とか自立させる方向に持って行く、と書いてある。 のに、放送大学には、30歳から54歳までの24年間ずっと生活保護を受けっぱなしな人が居るのは何なんでしょう? 特に、18歳から64歳の就労年齢に当たる人に関しては、強めに労働に導く、はずで、その人物はまさにその年齢のど真ん中をずっと生活保護で暮らし続けてしまっている事になる。 誰か居ないんですか?本人なり役所なりに通告する、マトモな人は?おかしいでしょう?!2021/04/27