日本所得税発達史―所得税改革の発展と歴史 創設期から現在まで

日本所得税発達史―所得税改革の発展と歴史 創設期から現在まで

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  • サイズ A5判/ページ数 215p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784324083093
  • NDC分類 345.3
  • Cコード C3033

目次

第1章 わが国創設期所得税の形成と構造
第2章 明治三十二年の所得税改正
第3章 大正時代の財政経済と所得税改正
第4章 昭和初期の財政と昭和十五年の所得税改革
第5章 終戦直後における日本経済と所得税制度
第6章 シャウプ勧告と所得税
第7章 中曽根・竹下内閣における抜本的所得税改革
第8章 現行所得税の構造と問題点

著者等紹介

高木勝一[タカギカツイチ]
1943年1月生まれ。日本大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。日本大学法学部教授。専攻:財政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Nobuさん

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明治20年に誕生した所得税。当時は今の物価で所得1500万円以上に課税する金持ち増税だった。戦争で儲ける成金に課税し続ける大正時代までとガラッと変わったのは昭和の太平洋戦争前夜。軍費のため今の年間所得170万円の庶民にまでに課税を広げ、戦後すぐの混乱期はさらに年所得20万円程度に引き下げ、貧困に苦しむ国民全てにまで税金をかけた。この本は所得税法の移り変わりを淡々と書いていますが、納税できない国民に機関銃まで持ち出し税金を取立てするGHQと税務署の異常な姿と、それに対し立ち上がる庶民は別の資料で学びました。2016/11/28

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