内容説明
本書は、公的介護保険と特定非営利活動促進法(NPO法)という、二つの法制度が交差する市民福祉の領域において、市民が前進していくための方向や意義、問題などを考え、また、さまざまな団体がどのように進もうとしているか、その方向や方法、留意点などを披露したものです。
目次
第1編 市民社会の始まりとNPO(日本経済の成熟とNPOの登場;NPOが目指す社会;NPO法の活用と市民社会の幕開け―日本的市民社会へのアプローチ)
第2編 介護保険とこれからの地域福祉(福祉活動の展開と介護保険;介護保険法と労働組合の取組み;介護保険制度と生活協同組合の役割 ほか)
第3編 NPOの活動テーマ(サービス・プログラムの作成と活動方法;事例報告 草の根型ホームヘルプ団体の活動―心のふれあいを目指して;事例報告 草の根型ホームヘルプ団体の活動―助け合いから生まれる地域社会 ほか)