出版社内容情報
「時間」とは、いったいなんだろう。目に見えないし、さわることもできず、過去から未来へと流れつづけている。そんな不思議な「時間」について、物理学や生物学、心理学など、さまざまな観点から解説する図鑑です。
目次
第1章 時間の不思議(時間は目にみえない;時間は矢のように進む;過去と未来と今この瞬間;時間についてのパラドックス;古代の哲学者が考える時間;神話を流れる時間;宗教における時間)
第2章 暦と時計(太陽が教えてくれる時間;暦と時計のはじまり;いろいろな時計の発明;太陽暦と太陰暦;太陽の運行と暦のずれ;地球の自転と公転;機械式の時計の出現;クオーツ時計と原子時計;世界をささえる原子時計)
著者等紹介
一川誠[イチカワマコト]
千葉大学大学院教授。1965年宮崎県生まれ。大阪市立大学文学部人間関係学科卒。同大学大学院文学研究科後期博士課程修了。専門は実験心理学。人間の知覚認知過程や感性の特性について研究をおこなっている。著書に『みんなそれぞれ 心の時間』(福音館書店)、『仕事の量も期日も変えられないけど、「体感時間」は変えられる』(青春出版社)、『「時間の使い方」を科学する 思考は10時から14時、記憶は16時から20時』(PHP新書)、『錯覚学―知覚の謎を解く』(集英社新書)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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