内容説明
頭の上に学校が…。きみならどうする?きょうから二がっき。しぎょうしきのとき、頭の上がなんかへんだった。トイレでかがみを見てびっくり!頭の上に学校の教室があって、キミドリ色のいきのもがいる。四ひきも!二年二組の自分のせきにつくと、友だちがぼくの頭の上をのぞいて「あたまのてっぺん小学校」というかんばんまであると教えてくれた。ぼくの頭、いったいどうなっちゃうの!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風香
10
タイトルそのままで、リョウの頭の上に小学校が建設されてしまったという奇想天外なお話。しかも区役所公認で先生達も把握している。周囲の大人達がおおらかで優しいところもとても良い。異質なものをからかう同級生に「ぼくにはこれがふつうだ」ときっぱりと言えるリョウが素晴らしい。とても大切なことなのに、大人でもなかなか難しいことである。
ねこ
5
ある日突然、頭の上に小学校ができた。その名も「区立あたまのてっぺん小学校」。教室にいるのは緑色の、人間に似た小さな、小さな先生と生徒たち。なんといってもこの設定が面白い!2021/09/13
しい
2
あたまのてっぺんに小学校があったらおもしろいかも。2020/08/24
だいてんしのいぶき
1
題名からして、表紙からして面白そうだけど、やっぱり面白かったです(笑)2023/07/11
リッカロッカ
1
朝起きたら、頭の上に小学校ができていた?! 先生も家族もなんだかのんきに受け入れてるし、友達にどう思われてるのかも気になるし。こんなの絶対にいやだよねぇ。 この状況を受け入れて、「これがぼくのふつう」って言えたりょうくんのことばに、グッときた。 2022/05/06