出版社内容情報
小学校で、児童と生活をともにしてきた学校犬のバディ。多くの児童や卒業生に見送られながら、2015年1月に命を全うした。学校犬の誕生や、子どもたちに起きた変化、バディの出産などを紹介しながら、11年10か月の生涯を追う。
吉田 太郎[ヨシダ タロウ]
立教女学院小学校教諭(教頭、宗教主任)。1973年、京都府長岡京市に生まれる。2003年より、エアデール・テリアのバディとともに、子どもたちの教育に犬を介在させるプログラム「動物介在教育(Animal Assisted Education)」をスタートさせる。2013年4月、立教女学院小学校教頭。2015年1月26日、初代学校犬のバディが天寿をまっとう。全校児童とともに、立教女学院聖マリア礼拝堂で記念礼拝を行う。同年3月29日、バディの産んだ二代目の学校犬・リンクが亡くなり、現在の学校犬は、福島から引き取ったウィル、ブレスの2頭。著書に、『子どもたちの仲間 学校犬「バディ」』(2009年、高文研)がある。
内容説明
一人の元気があれば、たくさんの人が元気になれる。立教女学院小学校で、子どもたちと生活をともにしてきた学校犬・バディ。いつもそばで見守ってきた著者が、バディと関わるなかで学んだことを、エピソードとともに伝える。「いのちのぬくもり」を知った、奇跡の12年。
目次
2001年10月 学校で楽しいことを見つけてほしい
2002年6月 「いのち」を大切にする=お葬式をすることではない
2003年4月 「いのち」は「ぬくもり」それを伝えるのは人の心
2003年5月 バディ(Buddy)という言葉は「友だち」という意味
2003年6月 新しい出会いが人びとを幸せにしてくれる
2003年6月 相手のことを知ればやさしい気持ちになれる
2003年6月 おたがいに助け合ってはじめて仲間になれる
2003年7月 苦手な部分を見ないで得意な部分を認めよう
2003年秋 完璧にするためではなく信頼を築くための時間
2003年10月 うまくいかない人がいたらだれかがリードすればいい〔ほか〕
著者等紹介
吉田太郎[ヨシダタロウ]
1973年京都府に生まれる。同志社大学神学部卒業、同大学院歴史神学専攻博士課程修了。1999年より立教女学院小学校教諭。2003年より、エアデール・テリアのバディとともに、子どもたちの教育に犬を介在させるプログラム「動物介在教育(Animal Assisted Education)」を始める。2013年より立教女学院小学校教頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
buccoroli
なか
Hide O
香燻(こうくん)