出版社内容情報
「だいすきなわたしになる手帳」のイラストの少年と赤い犬が心と時間の不思議な旅に出るファンタジックな物語。
内容説明
不思議なドアのむこう。だれの時間にもまほうがかかる世界。秘密の本をおくられたスーリは毛糸犬のターと時間の冒険へ旅立ちます。心と時間の不思議な旅に出る、少年と毛糸犬の物語。
著者等紹介
藤沢優月[フジサワユズキ]
1972年秋田県生まれ。日本大学大学院修了。時間と心が執筆の中心テーマ。特に内側の環境である「心」と、外側の環境である「時間」の関係に着目している。最新のサイコセラピーのひとつとしてアメリカで注目されているTAT(Tapas Acupressure Technique)の、日本人初の公認プロフェッショナル資格を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スノーシェルター
14
不思議で可愛らしいお話。大切なものは自分のなかにあるし、自分で決められる。2014/08/18
海(カイ)
11
不思議なドアの向こう。 誰の時間にも魔法がかかる。 秘密の本を贈られたスーリは毛糸犬のターと…時間の冒険へ旅立つ。 不思議な本だけど、温かい気持ちになった♪(*^^*) 本屋で、ちょっと読んだ時、『だいすきなわたしになる手帳』といっしょに読むのがおすすめ!とあったので、一緒に購入!2014/04/28
みかん@道北民
8
図書館で、タイトルにひかれて。哲学?と思ったらセラピーだそうで。願いを叶える引き寄せ術、かな。描かれる風景や色彩が美しくて、ちょっと行ってみたい世界です。2014/10/29
深青
8
スーリが親友のターと不思議な世界へと冒険に出ます。二人は無事におばあさんの元に帰れるのでしょうか。横書きに若干戸惑いつつも、読了。楽しむというよりも考えさせられるお話でした。一番印象に残ったのは「ほんとうに大切だってわからないと、ちゃんと大切にでくないでしょ?」という言葉。側にあること、いることが当たり前で…大切に大事に接していないものが多かった気がします。この機会に自分を振り返ってみようと思いました。2013/10/20
スイBLスキー
6
図書館より。お目当ての本を持ってカウンターへ行く途中、何度も立ち止まって別の本を手に取って戻して〜を繰り返すけど、この本はそのまま借りてきた。ハードカバーだけど優しい感触(๑´ڡ`๑)物語はアリスを感じさせるけど、主人公の性格もあって本当に柔らかくて優しい。続編もあるみたい。読みたい。2023/08/21