内容説明
小学1年生のアサガオ観察に役立つヒントがいっぱい!自然のふしぎにみちたアサガオの一生を、美しい細密画で描いた絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
76
丁寧に描き込まれた絵が美しいあさがおの科学絵本。最初のページは、手のひらにちょこんとのった小さなタネから始まって、根が伸び、双葉を出し、本葉が出て、ツルを伸ばし、花が咲き、またタネができるまでのサイクルを追う。娘は、小さなタネから、根や葉がグングン伸びてくる所にいたく感動したようで、「こんなに小さかったのに、こんなに伸びるんだよ!どうなってるの?どうやってるの?」と、答えにくい質問を繰り返していた。2016/08/21
浅葱@
59
あさがおが、丁寧な絵と文で描かれていて驚きがあります。大人の観賞にも堪えうる描き方です。あさがおの一生を知ると、冒頭の「あさがおのたねをまいてみましょう」と巻末の「あさがおのたねをまいてみましょう」は、全然、意味が違いました。私は、あさがおの蔓が空に向かってのびていく縦頁、蕾がほどける頁、そして大輪のあさがおの頁が大好きです。2014/06/15
tokotoko
56
読友さんの素敵な感想で出会った本。「双葉や本葉はなぜ葉っぱを広げているの?」とか「つるの巻き方はどうなってるの?」とか「どの位置のつぼみから花が開いていくの?」などの素朴な疑問が、きれいな絵と、簡潔な文章の力で、次々に解けていきます。たった1度しか咲かないけど、たくさんの種を作り出して、次の年にバトンタッチするあさがお。そんなあさがおの顔を知って、潔いとはこういうことだー!って思いました。あさがお、今年もたくさん見たいです。2014/06/24
annzuhime
49
5歳4ヶ月の次女が保育園から借りてきた絵本。朝顔ってもうタネの頃から可愛いよね。花が咲いてまたタネができるまで、ずーっと楽しめる。子どもたちも毎年楽しみながら育てています。1つの株から200個のタネができるらしい。タネがずらっと並ぶページは圧巻でした。2021/09/20
みっくす
47
一年生の夏休み、学校からあさがおを持って帰ってきて絵の宿題の出ていた息子に。この定番の宿題は私が小学生のころもあったけど、まだ続いているんだなぁ。昔のことはとっくに忘れて、この夏はなんとなく育ててしまったけどこうやって勉強してみるとより育てるのが楽しくなるし、一生懸命生きているあさがおが愛おしくなる。つるは反時計回りに巻くとか、1個の株から多いときは200個以上の種ができるとか。種も切って、ふたばになるところ・ねになるところを観察してみたい!2017/09/02