内容説明
「レオンは、一ばんママににてるのよ。そのことをわすれないで」って、レオンのママはやさしくいってくれたのに、なごみちゃんがいうのです。レオンの顔に、ママにはなかった二ほんせんがあるって―。
著者等紹介
上條さなえ[カミジョウサナエ]
東京都出身。児童文学作家。元埼玉県教育委員長
いとうみき[イトウミキ]
東京都出身。「かっぱの会」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
31
読み聞かせ講座で、参加者さんが個別テーマに選んだ作品。隣市で。タイトルからは、女の子が主役かと思うが、主役は犬の方。なごみの家にもらわれたチワワのレオン。でも、「かわいくない」と、なごみはからかってばかり。おまけに、顔に2本の線があると「にほんせん」と呼ぶ。レオンはますます泣き虫に。さて、レオンと呼んでもらえるのはいつ? レオンが笑顔になれる日はいつ? 挿絵は、いとうみきさん。2019/12/30
boo
8
娘(4月から小学生)とともに読みました。子犬と女の子が嫌いからだんだん心が通うようになっていく話。4月のスタートに良かったみたい。長い話が読めない子達にもおすすめしてみよう。2022/03/30
さーちゃん
3
7歳6ヶ月ーー母ーー母は未読なので本の内容は分からず。長女は面白かったらしいが再読はなし。2019/09/28
とりじまカラス
1
子犬の成長を描いたお話です。 飼い主である女の子と友情を育むまでの流れが実に心地いいです。 にほんせんという子犬のあだ名がユニークでした。2018/11/23
さっちゃん
0
これすごくいいお話だったからみんなにオススメしたいな。なごみちゃんが本当は好きじゃなかったのに、絆創膏を外したら悪口言われてもいいって思えるくらい好きになるところがいいなって思ったよ。 年長2022/03/30