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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784323063119
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

最愛の母を亡くし、母の友人ジェシーに引きとられたリビィ。母とちがって生真面目な性格のジェシーにリビィはイライラを募らせますが、ジェシーや新しい家族、親切な隣人たちに囲まれ、少しずつ心を開いていきます。   小学校高学年~

内容説明

母を亡くしたリビィは、母の友人ジェシーに引きとられる。地味な雰囲気のジェシーに反発しながらも、やがて心を通い合わせてゆく。小学校高学年~中学生向き。

著者等紹介

ロドースキー,コルビー[Rodowsky,Colby]
幼少期をアメリカ、メリーランド州のボルチモアで過ごし、10歳の時にニューヨークへ。その後ワシントンDCに移り、再びボルチモアにもどって、ノートルダム・カレッジに入学。卒業後は小学校の教師となる。1976年、初めて子どもの本を出版。以後、ヤングアダルト向けの作品を多数発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

URI

10
お母さんが亡くなり一人ぼっちになってしまった女の子を引き取ったのは、お母さんの友達。お母さんとは全く正反対の性格や見た目。知らないおばさんと暮らすことになった女の子がゆっくりと心を開いていくお話。大きな感動はないけれど、それでも女の子の不安で寂しい気持ちが柔らかく書かれてある。糸を紡ぐように心が繋がっていく様子は読んでいて固い身体や心が柔らかくなっていくようでした。2014/03/17

Kanae

7
再読。小学校二年生の冬に出会ってから、たぶん人生で一番読み返してる児童書。初めて肉親を亡くした時に出会ったから心に残ってるのかな。アルシーアとその人を、リビィと私を重ねて泣いて読んだ記憶がある。何とはなしに読んでしまう。「ちょっと子どもっぽいかもしれんが、その人にとってそれがいい本なら、年齢なんて関係ない。そう思わないか?」「思う思う」思う思う。2012/09/08

rokoroko

6
お母さんに死なれて、知らないおばさんと暮らすことになった5年生の女の子。ゆっくりとオールドミスのおばさんと女の子が心を通わせていく過程が丹念に描かれている。血がつながっていなくとも、家族になれるんだ。小さな子供向けの話なのに、なんだか涙出ちゃった。2014/04/18

timeturner

3
登場人物がみんないい人ばかりでちょっと作り物めいてはいるけれど、読んでる間はずっと穏やかな気持ちでいられて、ちょっぴり涙を流して、ああ、いい話だったという感じ。原題のThe Turnabout shopを「くるり屋」と訳してあるのはさすが、と思った。2014/08/16

みちよ

2
いきなり1人ぼっちになって、いきなり母親の友人と暮らす。しかも一度も会ったことのない人。母親と価値観が全く違う人。でもちゃんと折り合いつけて行くんだなぁ。それは子どもだから?大人だから?ちょっと生意気ざかりの高学年に薦めてみようかな。2012/06/20

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