内容説明
10代の“リアル”な悩みにこたえる3つのストーリー。NHKに寄せられた体験談や取材で集めた10代の声をもとに、児童文学作家や実力派の脚本家がストーリーを練り上げました。各ストーリーの後には、専門家による解説も掲載!
著者等紹介
長江優子[ナガエユウコ]
東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。構成作家。児童文学作家。『タイドプール』で第47回講談社児童文学新人賞佳作を受賞
陣崎草子[ジンサキソウコ]
大阪府生まれ。大阪教育大学芸術専攻美術科卒業。絵本、児童文学、短歌の作家。『草の上で愛を』で第50回講談社児童文学新人賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ami*15
44
自分のキャラに関する悩みに向き合った短編集。中高生向けの本であり内容も単純ではあるが、作中で描かれている人物たちの境遇は現実にも起こりうるものばかりで、各エピソードごとの専門家の解説は今の自分が読んでもためになるところもあった。本当の自分をわかってもらえない、嘘をついてしまうことはまわりの人も自分自身も嫌な思いになることだと感じさせられ、私も読んでいて実際何度も人物たちの言動に苛ついてしまいました。あとがきに書いてあったようにキャラを変えるのでなく違う自分を見せようとする思いも大切なんだなと思いました。2018/08/11
tan
20
「キャラ」ってそんなにこだわることなのかな?って大人目線で思いました。最近TVでも芸人さんとかがキャラって言いすぎているから皆ちょっと敏感になりすぎのような気がします。ある一面だけを見てキャラが固定してしまうとそれ以外は出せなくなってしまいとっても生きにくいと思います。完全な善人も完全な悪人もいないと思うので色んな面があっていいのではないでしょうか?一面しか持ってないなんてロボットと同じですよ。お互いに新しい発見があってこそ人間関係って新鮮で複雑なのではないでしょうか?と、説教臭くなってしまいました。2018/08/14
y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
5
これが一番好き。2019/10/11
納夢 瑠璃
4
リアルっぽくていいと思った
飲も飲も
4
見栄、キャラクターの使い分け。自分らしく生きるのって難しいな。2018/05/30