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内容説明
時代を超える、筒井康隆ライトノベル傑作選。
著者等紹介
筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年、大阪市生まれ。同志社大学文学部卒業。1960年、SF同人誌「NULL」(ヌル)を主宰。この雑誌に発表した「お助け」が江戸川乱歩に認められ、作家活動をはじめる。1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎文学賞、1989年『ヨッパ谷への降下』で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、フランス・シュバリエ章受章。同年、フランス・パゾリーニ賞受賞。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GaGa
45
久しぶりに読んだが、ジュブナイルとして読むにしても、ショッキングなシーンがあり、ティーンズの読者に対しての挑戦があったのだろうと思う作品(ある意味永井豪の漫画のような)少年としての哲学としては、それが正しいのかと首を傾げたくなるが、本作が発表された当時は特撮ヒーロー全盛期。それを考えると主人公の苦悩に作者はあえて挑んだのであろう。2013/05/28
DBII け
1
ミラーマンの時間が主人公の感情がわかるような気がして惹きこまれました。2014/01/06
lanikai
1
「白いペン、赤いボタン」「ミラーマンの時間」の二篇。お約束の小5娘と共読。未来を予知する白いペンは自分の願望通りに世界を動かす。主人公はちょいワル。そのワクワク感は娘も気に入った様子。一方ミラーマンの時間は偶然手にしたヒーローという立場を素直に受け容れられず、ヒーローとは何かという悩みに拘泥してしまう。なんとも本末転倒なところが面白いのだが、娘もちゃんとそこがわかっていて、でしょでしょ、とハイタッチ。共読は楽しいね。短編SFならではかな。2013/12/11
ymy1
1
★★★ そうとも。これは現実だ。現実だ。現実だ。2013/05/21
けいちゃっぷ
1
ジュブナイルっぽい作品集(単行本は画像がないのでこちらで登録)。