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出版社内容情報
復元納棺師・笹原留似子は東日本大震災被災地で三百体以上の遺体に化粧を施し復元した。津波による遺体の損傷はひどく、突然家族を奪われた遺族の悲しみをさらに大きくする。TV等で紹介されたその活動を通して死と生を追う。
内容説明
「うん、ママだ…ママだ…」2011年3月11日、東日本大震災。津波がうばった母親の面影を、ひとりの女性が生前の姿にもどしていく。何時間もかけて、ていねいに、絶対に元にもどすと思いながら。その手で復元された生前の姿に、家族はようやく涙を流し、子どもたちはお別れを告げることができるようになる。人の最後の姿は、残された家族の今後を決める。被災地にボランティアで入り、遺族の思いが動きだす瞬間を見てきた復元納棺師の記録。
目次
1 その時
2 納棺師
3 遺体復元
4 絶えることなき涙
5 遺体安置所
6 さまざまな思い
7 支援のバトン
8 新たな出会い
9 人はつながっていたい生きものです
著者等紹介
今西乃子[イマニシノリコ]
大阪府岸和田市生まれ。航空会社広報担当などを経て、児童書のノンフィクションを手がけるようになる。執筆のかたわら、「国際理解」や愛犬を同伴しておこなう「命の授業」をテーマに小学校などで、出前授業をおこなっている。児童文学者協会会員
浜田一男[ハマダカズオ]
千葉県市原市生まれ。1984年フリーとなり、写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。企業のPRおよび、雑誌『いぬのきもち』(ベネッセコーポレーション)等の撮影に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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