ノンフィクション知られざる世界<br> ドッグ・シェルター―犬と少年たちの再出航(たびだち)

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ノンフィクション知られざる世界
ドッグ・シェルター―犬と少年たちの再出航(たびだち)

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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784323060781
  • NDC分類 K645
  • Cコード C8395

出版社内容情報

一度は人に捨てられた犬たちと過ちを犯した少年たちが、再び社会と人間への信頼を回復していく姿を取材し、豊富な写真と共に追う。改めて命の大切さを考える感動のドキュメント。
第49回(平成15年度)青少年読書感想文全国コンクール 中学校の部 課題図書です。

内容説明

殺処分してしまう施設でなく、捨て犬たちの新しい家族を探す橋渡し役、それがドッグ・シェルターです。アメリカのポートランドでは、新しい飼い主へ渡すまで、犬のすべての世話とトレーニングを、少年院の子どもたちがおこなっているプロジェクト、“プロジェクト・プーチ”があります。犬たちはここで人間への信頼を取り戻し、そして少年たちは「命」を預かることにより、その大切さを学び、自分自身の存在価値を見出していきます。少年・ネートと彼の選んだ犬・ティリー、そしてティリーの新しい飼い主となった自閉症のジョーダン。2人の少年と1匹の犬を通してプーチの活動を紹介し、「命」とそこから生まれる無限の可能性について考えます。

目次

プロローグ 犬をゆずってください
1 マクラーレン少年院の子どもたち
2 ネート・ミッチムという少年
3 ネートの一日
4 ティリーが来た
5 ジョーダンとクレイグ
6 ビッグ・ブラザーとベスト・フレンド
7 新しい家族
8 ネートの手紙
9 ネートとジョーダンの挑戦
10 ティリーの心
エピローグ ネートの再出航

著者等紹介

今西乃子[イマニシノリコ]
大阪府岸和田市生まれ。シンガポールのホテル勤務、航空会社広報担当などを経て、旅行記と、子どもの道徳・倫理問題に関連した執筆をきっかけにフリーライターとなる。インドのストリートチルドレンと出会って以来、ライフワークとして世界の子どもたちの取材に取り組む。国際理解をテーマにした講演や、小・中学校の総合学習の授業等で講師を務めている。現在、特定非営利活動法人・アジア教育支援の会理事。著書に、第48回産経児童出版文化賞推薦となった『国境をこえた子どもたち』(あかね書房)がある

浜田一男[ハマダカズオ]
千葉県市原市生まれ。1984年フリーとなり、写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さお

19
ジョーダンを素直な子だと感じられる、彼と素直にコミュニケーションがとれるネートって、やっぱりとても素直ないい子だと思う。そして個人的に後書きの招待状が今西さんにも届いたエピソードにほっこりしました。2016/06/26

ジュンコ

13
【日曜読書会課題本】少年と犬の心の成長譚。信頼をなくすのは一瞬だけど、取り戻すには長い月日がかかる。「更生」のあり方を考えさせられる。2016/06/23

RYOyan

11
犬も人も誰かに必要とされることで、周りも自分も大切にして生きられるようになる。異質な存在を排除ではなく受け入れること。辛さを分かり合える者同士だからこそ、自分を素直に見つめ直すことができるのだろう。外側からではなく内側から変わる力は、強くて確かなものになる。私たちが生きる社会を、より心地良く懐の深いものにしていくためのヒントがここにあるような気がした。2016/06/12

おはなし会 芽ぶっく 

9
記入漏れ。アメリカのポートランドにあるドッグ・シェルター。飼い主からゴミ同然に捨てられた犬たちの住む場所。お世話するのは少年院のハイスクールに通う少年たち。一度捨てられた犬たちと、過ちを犯した少年たちは、お互いを必要とする関係。深い絆がうまれています。2020/01/11

てつえもん

8
読書会の課題本として読んだのですが……子供向けと侮るなかれ、涙腺弱いオジサンには顔ぐしゃぐしゃにしないと読み切れないほどココロ揺さぶられる本でした。読んでる間の涙の量、暫定1位です。行き場のない動物、不幸な生立ちから犯罪を犯してしまった少年、障害を持つ人、正にトリプルコンボな出逢いが言い表せない程の優しさを生んだのね。コレがノンフィクションなんだから、色んなこと考えさせてくれるよまったくも〜。こりゃぁぜひ子供に読んでもらいたいてなるよ。さすが青少年読書感想文全国コンクール課題図書!2016/05/27

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