内容説明
大きな川を泳ぐ魚、小川に群れる魚、干潟や磯にすむ魚…、水の中は魚の世界です。また、湿地にはカエルがすみ、川にはサワガニやエビ類が、田んぼにはタニシの仲間がくらしています。海辺ではカニやヤドカリが食べ物を食べたり、けんかをしたり…。さまざまな水辺の環境をさまざまな生きものが利用していることがわかります。この図鑑では、身近で見られる水の生きものの特徴や飼い方を、生きものの種類ごとに紹介しています。図鑑を手に、野外観察に出かけてみましょう。
目次
言葉の説明
魚の仲間
エビ・カニ・ヤドカリなどの仲間
貝・イカ・タコなどの仲間
ヒトデ・イソギンチャク・ウニ・クラゲなどの仲間
両生類の仲間
水の生きものさくいん
観察ノートを作ろう
著者等紹介
武田正倫[タケダマサツネ]
1942年東京生まれ。横浜国立大学生物学科卒業、九州大学大学院農学研究科博士課程修了。国立科学博物館研究員を経て、国立科学博物館名誉館員、帝京平成大学現代ライフ学部児童学科教授。専門分野は、十脚甲殻類(エビ、ヤドカリ、カニ類)の系統分類と生物地理学的研究
桜井淳史[サクライアツシ]
1946年東京生まれれ。東京水産大学修士課程を卒業。フリーの写真家として、海、川、湖沼の生物を中心に撮影を続け、雑誌や書籍に発表。魚だけでなく、動物や植物も含めた自然をテーマに海外でも取材を続けて、現在に至っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。