内容説明
木をたたいて穴をあけて中の虫を食べるキツツキの鋭くとがったくちばしや、種のかたい殻も割ることができるオウムの太くて大きなくちばし、花の蜜を吸うハチドリの細くて長いくちばしなど、森や林、草原にくらす鳥たちのくちばしを紹介。
目次
キツツキ
オウム
ハチドリ
オニオオハシ
タカ
フクロウ
キーウィ
フィンチ
イスカ
ハチクイ
ヨタカ
ハタオリドリ
著者等紹介
村田浩一[ムラタコウイチ]
1952(昭和27)年、神戸市生まれ。宮崎大学農学部獣医学科卒業。博士(獣医学)。日本大学生物資源科学部教授。よこはま動物園ズーラシア園長。1978年から23年間、神戸市立王子動物園に獣医師として勤務。動物の治療を行うと共に、野生動物の病気に関する研究や、希少動物の繁殖・野生復帰に関する研究を進めてきた。現在は、大学の教授と共に動物園の園長も兼務し、楽しく学べる動物園を目指して活動している。また、失われつつある生物多様性の保全に貢献するため野生動物を科学的に探究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いろ
12
「なんの くちばしでしょう?」と言いつつ,くちばしだけでなく顔までしっかり入った写真でクイズw めくると,答えと共に鳥とくちばしの解説&写真が,12種類繰り返す鳥の科学写真絵本。Xmasに楽しんだバーバパパに登場する「オオハシくん」もいて,8歳男児とても喜ぶ。くちばし込みだと2頭身?オオハシのバランス可愛過ぎ♪ 幹にとまるアカゲラ写真よく見ると,周囲に木くずが飛び散り,まさに木をつついている最中の写真と気づいてビックリ! 花に特化したくちばしのハチドリに「花がなくなったら絶滅するのかなぁ?」心配する息子。2017/01/12
紅花
8
息子様一人読み。くちばしというパーツに着眼するのは、男子の心を射止めたらしい。2016/03/06
遠い日
4
「くちばしのずかん」シリーズ。野山の鳥たちのくちばし。とるエサによって異なるくちばしの形。食べるものふさわしい合理的な形状になっている。鳥たちはくちばしを器用に道具のように使う。ガラパゴス諸島にいるフィンチという鳥の仲間に、他の鳥を傷つけて血を吸うハシボソガラパゴスフィンチがいることを知り、びっくりしました。2021/02/27
mame
1
キツツキ、オウム、ハチドリ、オニオオハシ、タカ、フクロウ、キーウィ フィンチ、イスカ、ハチクイ、ヨタカ、ハタオリドリ2019/03/26
かたつむり
1
なんのくちばしでしょう。の投げかけに続いて、様々な鳥が紹介される。美しい写真で興味深く読める。説明文の入門に、いい感じです。2016/02/27