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著者等紹介
かこさとし[カコサトシ]
1926年福井県生まれ。東京大学工学部卒業。民間の化学会社勤務のかたわら、教育文化活動に従事。その後、フジテレビで児童教育キャスター、東京大学などで児童行動論の講師を歴任。その間、福祉、児童文化運動と伝承童戯、民族説話の収集調査を行う。工学博士、技術士
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Smileえっちゃん
57
図書館本。いもとさんがきんたの事を絵本に作りたいと思い続け出来上がった本。優しい母さん、元気でやんちゃな兄さん、強い父さんも人間に殺され、一人ぼっちになったけんた。そのけんたも人間のペットとして引き取られる。パーテで出会った懐かしい匂い。形を変えた母の姿。切ないお話に胸が詰まります。加古さんは自然を壊し行き場をなくした動物たちを通じて考えてもらおうと、20年もの間ず~っと思い続けていた。自然と人間の関係は今も変わらないと…いもとさんの優しい絵には救われますね。2021/05/07
Kawai Hideki
57
「キツネの絵本読みたい」に応えて。みなしごのキツネの子が、仲間の動物たちに見守られながら育っていくお話。人間は、キツネの子の母親と兄を殺した犯人であり、森の自然をブルドーザーで破壊し、キツネの子も捕まえてペットにしてしまう。ある晩、キツネの子を飼っているお屋敷で舞踏会があり、そこに、キツネの襟巻きをした婦人がやってきた。それは・・・。なんとも厳しく、つらく、哀しい物語。かこさとしの「人間のわがままに対する怒り」が、いもとようこの暖かみのある絵を通して「キツネの子の悲しみ」として一層強く表現されている。2017/05/05
刹那
21
みなしごのきんた。まわりの動物たちは温かい目で見守ってくれています。でも、最後はやっぱりあんな姿になってしまっていても、お母さんがいいんだね(;_;)2015/02/08
はむちゃん
20
きんたのお母さんぎつねのえりまき…死んでしまったお母さんにくるまって寝ているきんたはあの姿でもお母さんが大好きなんだね。2015/11/14
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
19
人間の恐ろしさ2017/12/12