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著者等紹介
浜田広介[ハマダヒロスケ]
1893年山形県生まれ。米沢興譲館中学から早稲田大学英文科に入学。入学の年に『零落』が懸賞小説に入選。大学卒業後「良友」「幼年之友」編集者を経て、1923年より作家に専念する。1973年に80年の生涯を閉じるまで1000編に及ぶ童話、童謡を書き、近代児童文学の先駆的役割を務めた。児童文化賞、野間賞、産経児童出版文化賞、文部大臣賞など数多くの賞を受賞。日本児童文芸家協会初代理事長、会長を歴任
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』で同グラフィック賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@猫と共に生きる
65
お腹がぽんぽこりんで可愛いタヌキのおじいさん。心優しいおじいさんが化けたかったものはちょうちん!何故?暗い夜道を帰る時、みんなの足元を照らしてくれるから。こんな気持ちを持ったおじいさんタヌキに孫タヌキは感動します😊ほっこりとなれる絵本です😊2023/08/11
はる
64
浜田廣介さんの優しい世界。おじいさんたぬきが孫の幼いたぬきに語りかけます。「おじいさんは、な、生まれつき りこうじゃないよ。よく聞きなさい……」。誰かのために、という善意の喜びは、浜田廣介さんが何度も描いてきたテーマ。おじいさんと孫とのやりとりだけの物語ですが、何とも温かくて思わず微笑んでしまいます。いもとようこさんの柔らかな挿絵も魅力的。浜田廣介さんの娘さんのあとがきも良かったです。2023/05/20
しゅわ
28
【図書館】いもとようこさんの「大人になっても忘れたくない名作絵本」シリーズ。おじいちゃんたぬきが孫に語る…それは おまつりの晩、夜の橋を渡る人々のために暗い足もとを照らすちょうちんに化けた思い出です。さりげなく人の役に立つちょうちんの灯り、そして 心の中でその灯りに感謝する人々。決して派手ではなく、誰に頼まれたのでも、褒められるためでもなく…目立たず、そっとみんなを助けるたぬきさん。あたたかい気持ちがふんわりひろがるお話です。2014/04/15
南
21
化けるということに良いイメージは持ちにくい。しかし、たぬきが化けたちょうちんは人間に感謝される。おじいさんと孫という、歳の離れた関係も物語に引き込んでくれる。2020/07/30
ヒラP@ehon.gohon
15
C事業所で読み聞かせしました。2023/08/03