内容説明
どうしてまめをまくの?「おにはそと!ふくはうち!」っていうのはなぜ?せつぶんのゆらいがわかるえほん。
著者等紹介
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
25
鬼にしてみればひどいお話ではあります。 お母さんの言葉のとおりに雨をふらせて、のぞみをかなえてあげたのに、とんだ仕打ちを受けてしまいます。 どうして、お母さんは「雨をふらせてくれたらおふくを嫁にやってもいい」なんて言ってしまったのでしょう。 この絵本を読み聞かせする母親を想像すると、ちょっと気持ちは複雑です。 いもとようこさんの絵は可愛いのですが、昔話は残酷ですね。 くれぐれも自分の母親は、鬼に自分を差し出すような鬼ではないことをわかってもらいましょう。2022/02/28
遠い日
21
節分の由来。最後に信じた鬼がなんだか哀れ。おふくの母の、我が子を守りたい気持ちもわかる。鬼は遠ざけられてしかるべき存在ではあるのだけれど。2016/03/04
わむう
19
鬼より人間の方がずるい。2018/03/03
雨巫女。@新潮部
13
《書店》なぜか、鬼が、かわいそうだった。ふくは内。ってこういうオチだったんだね。2016/01/27
あおい
10
「雨を降らせてくれるなら娘のふくを嫁にやってもいい」不用意な一言が鬼を呼ぶ。約束を果たしたのに鬼が可愛そう…。2020/01/12