内容説明
ものをみるちからのことを「しりょく」っていうんだよ。「しりょく」は6さいくらいまでにかんせいするんだ。もし、ものがみえづらいとかんじることがあったら、おいしゃさんにみてもらおう。「しりょく」がうまくそだっていない「じゃくし」かもしれないよ。「じゃくし」にはやくきづいてちりょうすればちゃんとみえるようになるよ。
著者等紹介
せべまさゆき[セベマサユキ]
1953年愛知県生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。ユーモラスで愛情いっぱいな絵柄と、鮮やかでポップな色使い、豊かな表現力に定評がある
〓橋ひとみ[タカハシヒトミ]
桃山学院大学名誉教授。高知大学教育学部卒。2007年度東京大学大学院教育学研究科私学研修員。2012年度金沢大学医薬保健研究域医学系私学研修員。専門は健康教育学分野で、長年、近見視力をテーマにした研究に取り組んでいる。2015年、『3歳からの「たべたのだあれ」視力検査キット』(フレーベル館)を考案し、第9回キッズデザイン賞において「2015年経済産業大臣賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
28
自分がまさに近視に気づかないまま大きくなった子供でした。娘の視力が落ち着くまで、いろいろ騒いだ我が家ですが、娘さんはすっかり落ち着いた模様。面白そうにめくっていました。2021/07/09
ツキノ
22
2021年2月発行。「弱視」ということばは知っていたけれど、どういう状態なのかがよくわかる。子どもにわかるような文章で眼科でどんな検査をするのかも詳しいので親子に役立つ本。巻末の解説もいい。(E172)2021/06/29
こまさん
3
弱視は、視力が育つのが終わってしまう8歳ころまでに治療を終わらせたいようです。大人も子どもも気づきにくいので、注意が必要ですね。2021/09/25
さき
2
【5歳4ヶ月】外斜視で定期通院している娘。3歳からは1人で検査室に行ってしまうので、どんなことをしているのかは本人から聞いていたが、具体的に検査の内容を知れてよかった。娘も、これやってるやつー!と興奮。自分の斜視のほかに弱視というものもあると知って、「みんな治るといいねえ」とのこと。2022/12/22
やまーだ
1
サブタイトルの「おとなもこどもも気づきにくい からだの心配がわかる絵本」そのものズバリです。2021/06/17