内容説明
みみがきこえにくかったりきこえなかったりすることを「なんちょう」っていうんだよ。「なんちょう」のおともだちがいたら、どんなことにちゅういしていっしょにあそんだりすごしたりしたらいいのかな。じぶんが「なんちょう」だったらどんなふうにみんなのちからをかりたらいいのかな。このほんがおしえてくれるよ。
著者等紹介
せべまさゆき[セベマサユキ]
1953年愛知県生まれ。東京芸術大学工芸科卒業。ユーモラスで愛情いっぱいな絵柄と、鮮やかでポップな色使い、豊かな表現力に定評がある。作品多数
木場由紀子[コバユキコ]
言語聴覚士。1978年奈良女子大学文学部卒業。1983年名古屋大学大学院教育学研究科修了。国立身体障害者リハビリテーションセンター学院を卒業後、1984年からさいたま市総合療育センターひまわり学園で30年難聴児療育に携わる。2015年より目白大学保健医療学部言語聴覚学科で言語聴覚士の養成教育に携わり、現在に至る。難聴児の指導や保護者支援、難聴者の社会参加支援がライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
29
当然だけど、みんな自分の体の感覚しか知らないので、問題なんて気づかない。自分の緑内障もごく最近までわからなかったし、近視だって小学校の三年生ぐらいまで気づかなかった。聞こえにくさもひとそれぞれだから、大変だよなあ…。2021/07/08
遠い日
8
「おとなもこどもも気づきにくいからだの心配がわかる絵本」シリーズ。難聴、聴覚の障害について、正しい知識を供えようという本。耳の聞こえがよくないと、どういう弊害が起こるか、また、そのような友だちがいた場合、どう接するのがいいのかを非常に理解しやすく解説。ちょっとした工夫でお互いの意思の疎通がたやすくなるとわかります。2021/04/25