内容説明
ベルギー、フランダース地方の村にネロという少年と、おじいさん、そして犬のパトラッシュがすんでいました。おとうさんとおかあさんは、ネロが二さいのときになくなってしまい、ネロはおじいさんにそだてられました。おじいさんは、まいにち村から町までミルクをはこんで、わずかなお金をもらってくらしています。ネロとパトラッシュは、おじいさんのてつだいをしながら、まずしいけれどとてもしあわせでした。
著者等紹介
ウィーダ[ウィーダ][Ouida]
1839年イギリス生まれ。本名ルイズ・ド・ラ・ラメ。のちにイタリアに移住しそのまま永住。三十代の時に『フランダースの犬』を発表。1908年に他界した
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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