出版社内容情報
小川未明の名作『野ばら』あべ弘士により絵本化! 舞台は大きな国とちいさな国の国境。そこには、両国から一人ずつの兵士が派遣されました。次第に仲良くなっていく二人をよそに、国同士は戦争を始めます。
内容説明
友情は世界のどんな場所からでも生まれます。まだ行ったことがない場所の、まだ会ったことがない人と、明日友だちになれるかもしれません。そして、友情は平和を育ててくれます。わたしたちはいつだって、そういう可能性をもっています。戦争が始まって、友だちが敵に…。小川未明の名作、あべ弘士が絵本化。
著者等紹介
小川未明[オガワミメイ]
新潟県高田の生まれ。早稲田大学英文科卒業。在学中に小説家としてデビュー。1910年に第一童話集『赤い船』、1921年に『赤い蝋燭と人魚』を発表し、1926年より童話創作に専念。生涯では1,200点以上の童話を創作した。日本児童文学者協会初代会長。1961年没
あべ弘士[アベヒロシ]
北海道旭川市生まれ。旭山動物園の飼育係として25年間勤めたのち、創作活動に専念。これまでの著書は200冊を超える。絵本『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞・産経児童出版文化賞JR賞、『ゴリラにっき』(小学館)で小学館児童出版文化賞、「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文溪堂)で赤い鳥さし絵賞、『新世界へ』(偕成社)でJBBY賞、『宮沢賢治「旭川。」より』(BL出版)で産経児童出版文化賞美術賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
はる
ちえ
anne@灯れ松明の火
みさどん