出版社内容情報
ファン待望!独特な味わいのはり絵で、子どもたちにもお母さんにも大人気!今夜は十五夜。おばあさんがごちそうを用意していると、熊が来て寝てしまいました。そうとは知らないカッパたち。おばあさんの家にやって来て、飲んだり食べたり大騒ぎ。寝ている熊を大きな猫と間違えて…。2004年8月中旬刊行予定!予約注文受付中!!※価格は予価です。 幼児~
内容説明
この本はノルウェーを旅行中にガイドさんから聞いた話が元になっています。本来は、山から押しかけるトロルの群れと農民と白熊を、旅人が王様に献上に行く話でしたが、舞台を日本にして作りかえてみました。河童が空を飛ぶなんて変だとお思いかもしれませんが、これは私の発明ではありません。民俗学者柳田国男先生の『妖怪談義』には、南九州では「川童は秋の末から冬のかゝりの、雨などの降る暗い晩にヒョンヒョンと細い鼻声見たやうな声で鳴いて浜の方から山手へ、空中を群をなして飛んで行くものださうな」それを読んで、鳴きながら飛んで行く河童の群れを一度は描いてみたいと思っていたのです(作者)。
著者等紹介
せなけいこ[セナケイコ]
東京生まれ。武井武雄氏に師事。『いやだいやだの絵本』(福音館書店)で産経児童出版文化賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
あはははは。「かっぱって目が悪いのかな」がオタマさんの感想でした。鼻も悪いのかねえ。まあおばあさんがしあわせになればいいじゃないですか。2019/01/19
たーちゃん
17
息子は「かっぱ来なくなって良かったねー」と言っていました。2022/09/13
いっちゃん
9
河童が空を飛ぶ説明があったことを、はじめて気づいた。2016/06/09
ふじみどり
9
【読み聞かせ】むすめも大きなねこだとおもったみたい^^絵とうちのねこのジャックが似ていると気付いた様子でした。2014/06/12
いっちゃん
7
園でかっぱブームだったから、喜んだ。2015/04/11