出版社内容情報
村のみんなが待ちに待った<幻灯会>の当日、主催者がチケットを持ったまま姿を消してしまいます。早とちりから犯人逃走の手助けをしてしまったセーラは苦しい立場に。もう一度、幻灯会を開く計画を立てますが―。 小学校高学年~
内容説明
村のみんなが楽しみにしていた〈ビーティーの幻灯会―魔法のランプショー〉の当日のこと、主催者ビーティーがチケット代金もろとも消えてしまった。早とちりから、セーラはビーティーの逃走の手助けをしてしまい、すっかり信用をなくしてしまう。汚名を返上するため、セーラはある人物にたのんで、もう一度幻灯会を計画するのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃーら
1
この本に出て来るセーラも赤毛のアンも、想像力豊かなお話好き。きっとモンゴメリその人がそういう人物だったのだろうなぁ…サリーにくっついたヒルのくだりはこっちまで泣きそうになった。怖いよ怖いよー。2011/08/20
朱音
1
二巻目。ちょっとは地元に馴染んできたセーラが生き生きとしていていい。この子も「想像力が豊かでお話が好き」なタイプなんだけど、結局作者がそういう人なんだろうな(笑)いや、好きだけれど。朗読や一人芝居がうまい人って実際いるけどそういうのっていいな、と思う。2002/08/05
ぐぐ12345
0
途中からワクワクしました。知らぬとはいえ泥棒の片棒を担いだり、学生にしては大火事の事件が起こったり、ちょっと大事件だけど、そのしっぺ返しが池にはまってヒルに噛まれる程度なのが子供向けだな。と思いました。2022/08/13
こうふく母
0
父の事業の失敗で親戚のいるプリンスエドワード島に住むことになったセーラ・スタンリーが島の人々から認められる存在となっていく物語の2話目。彼女の健気ででも大胆な行動に引き込まれていきます。2021/02/12
かの子
0
子どもの頃読んだ時はセーラになりきり、幻燈会のシーンにドキドキしたり意地悪な子たちにイラっとしたりしたけれど、大人になった現在、有事の際は責任を取らされるのではとハラハラするヘティの気持ちが分かる。2020/10/16