出版社内容情報
埼玉県羽生町の足袋屋「小島商店」に、ちえは生まれた。昭和初期の大家族の心あたたまる日びが、今、あざやかによみがえる。 小学校高学年
内容説明
わたしも大きくなったら、おばあちゃんみたいな人になりたい。自然にめぐまれた羽生町の足袋屋「小島商店」に、ちえは生まれた。銀ぶちめがねの中で、やさしい目を細めながら、いつもいそがしく、それでいて楽しそうに働くおかみさん、それがちえの大好きなおばあちゃんだ。昭和初期の大家族の心あたたまる日びが、5歳から13歳へ成長していく少女の目を通して、今、あざやかによみがえる。小学校5・6年生から。