現代・創作児童文学<br> 沖縄少年漂流記

現代・創作児童文学
沖縄少年漂流記

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784323009940
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

昭和19年8月、米軍の魚雷によって多くの命と共に沈んだ学童疎開船『対馬丸』。死の漂流を経て救けられた少年を待ち受けていたものは……。   小学校高学年~

内容説明

1944年8月22日夜、沖縄の那覇港から鹿児島に向かっていた学童疎開船対馬丸は、奄美列島の悪石島東方海上で、アメリカの潜水鑑の魚雷攻撃をうけた。この船には、学童疎開の子どもを中心に、1700人にのぼる非戦闘員が乗り組んでいた…。死の海を漂流して助かった秀光をまちうけていたのは、疎開先での冷たい視線と食糧難。生き残った者の苦しみを全身にうける秀光を支えたもの―。それは、どこまでも青く、限りない、生まれ故郷沖縄の海だった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

karin

1
とても戦争は怖いと思った2008/06/28

河野孝之

0
先々月に読んだ本。冒頭は、対馬丸沈没で投げ出された少年が海を漂流するシーンから始まるので、漂流記はそのことかと思ったが、鹿児島を経て縁故疎開先の宮崎までたどり着いての長いスパンの沖縄少年の漂流記となっている。友人から沖縄戦の状況を聞くという説明的な部分が、ややアンバランスさを感じさせるが、創作児童文学としては、評価し残していくべき(読み続けられる)作品だと思う。2013/10/01

羊男

0

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