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出版社内容情報
キタ・モリオ氏のへんてこな本を読むうちに、主人公プクプクになてしまったタロー。珍妙な仲間とともに、オンボロ船で行先不明の大航海へ出発! 絶妙なユーモアセンスが光る、抱腹絶倒の冒険小説。 小学校高学年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
帽子を編みます
57
装丁が中学校の図書室で見かける感じの本です。中学生以来の再読でしょうか、連載小説だったようで、ハラハラドキドキして次の冒険に移ります。コントのように登場人物のセリフがどんどん盛られていってニヤニヤしながら読み進めます。都合が良いと言えばそのとおりなのですが、ところどころに真理っぽい言葉も混じっていて心憎いです。でも全く登場していなかったジッパヒトカラゲが突然7人も出てくるのはズコーッとしますね。最後クプクプが元の世界に戻ることなく冒険に乗り出して終わるところが好きです。気楽に読める楽しい話です。2021/07/23
みるくるみ
2
恥ずかしながら、北杜夫さんが亡くなってから初めて北さんの存在を知り、また躁鬱病だったと知りました。このお話は「船乗りクプクプの冒険」という本を読んでいたタローという少年がいつの間にかクプクプになって船に乗り、老いぼれ船長や大男のヌボーやデブのナンジャ、ヒョロヒョロのモンジャなどへんてこりんな仲間たちと旅をするというもの。作品中には作家のキタ・モリオも登場し、人食い土人にみんなが捕まったときは本当に食べられるんじゃないかとハラハラしました!他の作品も読んでみたいなあ。2013/03/08
BebeCherie
1
My sister was into his books when I was still a student, but I never felt like reading his book then. I'm glad this is listed as a recommended book for young readers, so I finally got to read through. Yes, this is fun and good, makes you think as well. 2014/07/24
田(゚_ 。)村
1
小学生の頃、夢中で読んだ思い出。今でもタイトルを見るだけでその時の気持ちが蘇ってくる。
萩原 一嘉@次走未定
0
再読になりますが、ほぼ忘れていました。 この作品にも本人が出て来ますね。2016/12/11