日本の文学
人間失格

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784323008103
  • NDC分類 K913

出版社内容情報

生きることの不安と苦しみをつづった、作者の生涯と文学の結晶ともいうべき表題作の他、「清貧譚」「津軽平野」「赤い太鼓」「薄明」を収めた傑作集。真実の愛と信頼を求めつづけた太宰治の本シリーズ第二弾!   小学校高学年~

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あいこ

3
清貧譚・津軽平野・赤い太鼓・薄明・人間失格。メロス以外の作品を初めて読みました。ピースの又吉さんが太宰さん大好きな影響から手にとりました。人間失格は大庭葉蔵がどうなっていくのか気になって一気に読んでしまいました。太宰さん本人ともダブって見えるような状況もあって、なんだかものすごく悲しくなってしまいました。人間失格、すごく重い言葉ですね・・・。 正直清貧譚と津軽平野でかなりつまずいてました(苦笑) でもメロスも教科書で読んだだけなので、機会があれば読んでみたいです★2014/02/13

Horizon09133

0
 主観によって美しく創造し、あるいはみにくいものを嘔吐をもよおしながらも、それに対する興味をかくさず、表現の喜びにひたっている。  淫買婦というものが、人間でも、女性でもない、白痴か狂人のように見え、そのふところの中で、、自分はかえってまったく安心して、ぐっすりねむることができました。  世間からあれは日かげ者だと指されている程に人と会うと、自分は、必ず優しい心になれるのです。そうして、その自分の「優しい心」は、自分でうっとりするくらい優しい心でした。 2013/05/03

itokoi

0
うぜぇ

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