金の星社の創作えほん
みずいろのながぐつ

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  • サイズ B5判/ページ数 33p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784323002248
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

雨ってぬれるからきらい・長ぐつ重くていやなんだ。そんなひ弱なこうちゃんも、片方とりちがえられた水色の長ぐつを探し歩くうちに、だんだん友だちの輪が広がって、強い子に成長していきます。   

内容説明

こうちゃんのみずいろのながぐつ。かたっぽだけだれかがはいてっちゃった…。うさぎさんにきいたけど…。カラスさんにきいたけど…。雨あがりの幼稚園からのかえりみち、子どもたちだけの世界を生き生きと描く、やさしさあふれる絵本。4・5・6歳児から。

著者等紹介

もりひさし[モリヒサシ]
本名、森久保仙太郎。教育評論家。日本女子大学、横浜国立大学講師

にしまきかやこ[ニシマキカヤコ]
東京に生まれる。東京芸術大学工芸科卒業。学生時代からリトグラフやエッチングを手がけ、日本版画協会展で新人賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

90
森比左志さんと『わたしのワンピース』の西巻茅子さんのコンビによる絵本。同じ雨の絵本で『ちいさなきいろいかさ』は女の子と動物の交流をファンタジー調に描いたものだったけど、この本は少しの勇気とやさしさで男の子が成長するストーリー。集団生活が苦手な男の子は、誰かにながぐつを片っぽ間違えて履かれてしまった。右がみずいろで左が赤いくつを履いた帰り道、同じく片っぽ違う色を履いている女の子とながぐつを交換する。自分のみずいろを探すうちどんどん勇気が出てきて、雨があがる頃には心も晴れ模様に♪ 1977年12月初版。2016/06/26

mntmt

21
小さい頃に読んだ絵本。読友さんのレビューで思い出した。懐かしくて購入。こうちゃんは、やさしい子だった。2016/01/18

♪みどりpiyopiyo♪

17
あめって ぬれるから きらいなんだ ぼく ながぐつ おもくて いやなんだ ぼく ぴちゃ ぴちゃ ぴちゃ ぴちゃ ■押されるのが苦手で みんなの集団から少し遅れたり。この子 なんだか親近感♡ ■おっとりさんな ぼくの、ちょっと冒険? なんだか たのしい お散歩なのでした。みずいろの ながぐつ よかったね ( ' ᵕ ' )♪ (1977年)2017/07/11

遠い日

6
片っぽになった水色の長靴を探すこうちゃん。重いから嫌いな長靴も、なくしてみればだいじなもの。友だちと遊ぶうちに、みんなの片っぽ長靴が、ちゃんと色合わせできていく楽しさ。雨の日は、なにかとトラブルやアクシデントが多かったなぁと、子どもたちの小さいころを懐かしく思い出す。2014/05/23

kazu_tea

6
初めのうちは消極的でつまらなそうにしていた主人公が、ラストではニコニコ笑顔になれて良かった。2011/05/09

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